①食事提供のガイドおよび栄養管理を学ぶでは、児童福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士は、保育所保育指針、日本人の食事摂取基準をはじめ、授乳・離乳の支援ガイド等のガイドラインを理解したうえでの集団および個別の栄養管理が求められています。しかし、一人職場であることの多い福祉職域の管理栄養士・栄養士は、栄養管理に係る専門職としての教育を受けることができずにいる現状があります。そこで、子どもの発育・発達を視野に入れた具体的な食事計画の作成や評価方法についての基礎をゼロから学び、食事の提供及び栄養管理を円滑に運用するためのスキルを身につけることを目的に、顔の見える小規模の研修会を開催することとしました。
②食物アレルギー実践講座では、食物アレルギーは原因食物や症状が多彩であることに加えて、大半の患者を寛解に導く根本的な治療法がなく、原因食物の回避が治療の基本となります。しかしながら、一人職場であることの多い福祉職域の管理栄養士・栄養士は、職場において専門職としての人材育成を受ける機会がなく、対応に苦慮しているのが現状です。そこで、児童福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士が、食物アレルギーがあっても食べられるものを理解することにより、子どもたちが食事や生活を楽しみながらその後の食習慣を作っていくことを目的に食物アレルギー実践講座を企画いたしました。
③子どもの食べる機能について学ぶでは、食べる機能の発達には個人差が大きいことから、管理栄養士・栄養士が小児期の口腔機能について理解した上で、子どもの発達段階に応じた食事の支援が求められています。しかし、一人職場であることの多い福祉職域の管理栄養士・栄養士は、食べる機能の発達など専門職としての教育を受けることができずにいる現状があります。
そこで、児童福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士が、咀嚼機能、嚥下機能、食べる機能の発達および調理形態の関係について学ぶことにより、子どもたちが食事や生活を楽しみながらその後の食習慣を作っていくことを目的に食べる機能の発達についての研修会を企画いたしました。
各研修に当たっては、経験豊富な先輩管理栄養士が丁寧に指導をしますので、初めての方でも安心して参加が可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

日時

① 児童福祉施設における食事の提供ガイドおよび栄養管理を学ぶ 10月26日(土)13:00~16:15

② 食物アレルギー実践講座 11月24日(日)13:00~16:20

③ 子どもの食べる機能について学ぶ 12月6日(金)13:00~16:15

方法

オンライン(定員各80名)

内容

① 児童福祉施設における子どもの発育・発達を視野に入れた具体的食事計画の作成および評価、離乳食のすすめ方等、事例を用いた演習
講師:(公社)日本栄養士会 福祉職域事業推進会委員

② アレルギーに配慮した離乳食のすすめ方、具体的な給食対応の取り組み
講師:昭和大学医学部小児科学講座 管理栄養士 長谷川 実穂 先生

② 小児期の口腔機能について理解する、子どもの食べる機能に合わせた食事支援について
講師:医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科 管理栄養士 藤井 葉子 先生

参加対象

① 児童福祉施設(保育所、幼保連携型認定こども園、児童養護施設)およびその他福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士のうち経験年数1年未満の方

② 経験年数3年未満の管理栄養士・栄養士(児童福祉施設およびその他福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士)

③ 経験年数3年未満の管理栄養士・栄養士(児童福祉施設およびその他福祉施設に勤務する管理栄養士・栄養士)

参加費

① 日本栄養士会会員 3,300円(税込)、非会員 17,600円(税込)

② 日本栄養士会会員 3,300円(税込)、非会員 22,000円(税込)

③ 日本栄養士会会員 3,300円(税込)、非会員 22,000円(税込)

申込方法

①はこちら、②はこちら、③はこちら からお申込みください。
※ 受講料の支払いはWEBコンビニ支払いまたはクレジット支払いのみとなります。

お問合せ

(公社)日本栄養士会 福祉研修会係
TEL:03-5425-6555 E-mail:fukushi-jigyobu@dietitian.or.jp