超高齢社会の到来など、社会環境の変化をうけて、歯科保健医療の分野においても、従前の「診療所完結型医療」から「地域完結型医療」へのシフトが求められている。その際、地域完結を考えるうえで重要なことは歯科関係職種以外の他職種との連携・協働である。本学会ではこれまでも秋期研修会等の機会を通じ、医科歯科医療連携の望ましい在り方について考察や提言を重ねてきたが、今回は一般社団法人石川県歯科医師会との共催により、口腔の機能の中でも、特に生活と密着する「食べる」昨日の支援にフォーカスをあて、多職種協働による取組の意義や目指すところについて議論を深めることを趣旨とする。

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日時

平成30年10月13日(土)14:00~10月14日(日)12:15

会場

石川県歯科医師会館(金沢市神宮寺3-20-5)

プログラム

1日目(10月13日)

13:30~受付

14:10~シンポジウム「地域歯科保健のパラダイムシフト 歯科単独から地域連携チーム歯科へ」を定着させるために
座長 井下 英二(社会歯科学会理事・滋賀県衛生科学センター所長) 江尻 重文(石川県歯科医師会理事)

キックオフセミナー(14:10~14:35)
「『地域歯科保健のパラダイムシフト 歯科単独から地域連携チーム歯科へ』は何を意味するのか」
講師 尾崎 哲則(日本大学歯学部教授・社会歯科学会理事)

事例報告
☆「食べることを支援する」をテーマとした事例報告
報告①
「石川県歯科医師会・栄養士会連携事業に取り組んで」
宮田 英利(石川県歯科医師会理事) 新澤 祥惠(石川県栄養士会会長)

報告②
「多職種協働型食支援における歯科の役割~高齢者の「食べる力」を考慮するポイントとは~」
長谷 剛志(公立能登総合病院 歯科口腔外科部長)

報告③
「これからの地域包括ケアは歯科が変える!~食に関する社会的サポートと住民主体のまちづくりによる介護予防・生活支援~」
丸岡 三紗(まんのう町国民健康保険造田歯科診療所 歯科衛生士)

16:05~グループワークⅠ「『地域連携チーム歯科』を地域で根付かせるためには何が必要か」

17:15~質疑応答

19:00~懇親会 会場:THE STATION BAR MIXOLOGY(金沢駅西口)

2日目(10月14日)

9:00~特別講演「伝える、伝わる、そしてつながる。-広告制作者の目を通してー」
座長 遠藤 浩正(社会歯科学会理事・埼玉県東松山保健所)
講師 株式会社博報堂クリエイティブ・ヴォックス 代表取締役社長 エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター 太田 麻衣子 氏

10:00~グループワークⅡ「『地域連携チーム歯科』を地域で根付かせるためには何が必要か」

11:30~総合討論
座長 石井 拓男(社会歯科学会理事長・東京歯科大学短期大学長) 佐藤 修(石川県歯科医師会専務理事)

12:05~閉会
蓮池 芳浩 石川県歯科医師会会長  石井 拓男 社会歯科学会理事長

参加費

石川県内からの参加者は無料
※直接、社会歯科学会へ申し込みをした場合は有料となりますのでご注意ください

お申込み方法

申込用紙に記入し石川県栄養士会(076-259-5062)へFAXまたは郵送でお申込みください。

申込締切:9月28日(金)まで

お問合せ先

社会歯科学会 事務局
TEL:03-6665-0578 FAX:045-824-4302
メールアドレス:info@socialdentistry.net

石川県歯科医師会 事務局
TEL:076-251-1010